問4 次の表は3 種類の金属のイオン化列とそれぞれの金属の反応性を示したものであ…
化学反応について,問1 ~問4 に答えよ。
問4 次の表は3 種類の金属のイオン化列とそれぞれの金属の反応性を示したものである。表の ( A )~( C )に適する物質の組合せとして正しいものはどれか。下の1 ~5 のうちか ら一つ選べ。
イオン化傾向 → Mg Cu Au ( A )と反応して溶ける。 ( B )と反応して溶ける。 ( C )と反応して溶ける。
- 1 A:希硫酸 B:硝酸 C:水AとBは正しいのですが、金を溶かせるのは水ではなく王水です。
- 2 A:希硫酸 B:硝酸 C:王水希硫酸はMgだけ、硝酸はCuまで、王水はAuまで溶かすという順序と、表の範囲が一致します。
- 3 A:水 B:希硫酸 C:王水Cは正しいのですが、水は常温ではこれらの金属を溶かしません。
- 4 A:硝酸 B:希硫酸 C:水硝酸はCuも溶かすので、Mgだけが溶けるAには当てはまりません。
- 5 A:硝酸 B:水 C:希硫酸三つとも誤りです。溶かす力は希硫酸、硝酸、王水の順に強くなります。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は2です。表ではMgだけが溶けるのがA、MgとCuが溶けるのがB、Au まで含めて三つとも溶けるのがCです。Aには希硫酸が入ります。イオン化傾向が水素より大きいMgは希硫酸と反応して水素を出しながら溶けますが、CuやAuは溶けません。Bには硝酸が入ります。硝酸は酸化力が強く、水素より下のCuも溶かします。Cには王水が入ります。王水は濃塩酸と濃硝酸を3対1で混ぜた液で、金や白金さえ溶かします。水はいずれの金属とも常温では反応しません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00002.htm)を加工して作成