問3 次のような手順で1.0 mol/L の水酸化カリウム水溶液をつくった。( …
物質量と化学反応式について,問1 ~問4 に答えよ。
問3 次のような手順で1.0 mol/L の水酸化カリウム水溶液をつくった。( A ),( B )に 当てはまる数値の組合せとして最も適切なものはどれか。下の1 ~5 のうちから一つ選べ。 ただし,水酸化カリウムの式量を56 とする。
手順1 ビーカーに水酸化カリウムを( A )g とり,蒸留水を加えてよく溶かした。 手順2 手順1 のビーカーの水酸化カリウム水溶液をメスフラスコに移し,ビーカーの内側 を洗った液も移した。 手順3 メスフラスコの標線まで蒸留水を加え全体を( B )mL とし,よく混ぜた。
- 1 A:5.6 B:1000.10 molの水酸化カリウムは5.6 gで、全体を100 mLにすると1.0 mol/Lになります。
- 2 A:0.56 B:1000.56 gでは0.010 molにしかならず、100 mLでは0.10 mol/Lになってしまいます。
- 3 A:5.6 B:2005.6 gを200 mLに薄めると0.50 mol/Lになり、濃度が半分になります。
- 4 A:0.56 B:10000.56 gを1000 mLに薄めると0.010 mol/Lで、濃度が大きく足りません。
- 5 A:5.6 B:10005.6 gを1000 mLに薄めると0.10 mol/Lになり、10分の1の濃度になります。
解説
正解は1です。モル濃度は溶液1 Lあたりに溶けている溶質の物質量なので、1.0 mol/Lの水溶液を100 mLつくるには水酸化カリウムが0.10 mol必要です。式量が56なので質量は56×0.10で5.6 gとなり、Aには5.6が入ります。手順3で全体を標線まで薄めて100 mLにすれば濃度がそろうので、Bには100が入ります。水を加える量ではなく、溶液全体の体積で決める点が大切です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00002.htm)を加工して作成