問1 次の文の( A ),( B )に当てはまる語句の組合せとして正しいものはど…
化学反応について,問1 ~問4 に答えよ。
問1 次の文の( A ),( B )に当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。下の 1 ~5 のうちから一つ選べ。
塩酸に水酸化ナトリウム水溶液を少しずつ加えていくと,水溶液の酸性はしだいに弱くな る。また,水酸化ナトリウム水溶液に塩酸を少しずつ加えていくと,水溶液の塩基性はしだ いに弱くなる。このように,酸と塩基が互いの性質を打ち消し合うことを( A )という。 たとえば,塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の化学反応は,次のような化学反応式で表される。 HCl + NaOH → NaCl + H2O この反応で得られる塩の水溶液は中性である。これは塩酸が強酸であり,水酸化ナトリウ ム水溶液が( B )であるためである。
- 1 A:酸化 B:強塩基酸と塩基が打ち消し合う反応は中和で、酸化ではありません。
- 2 A:中和 B:強塩基中和であり、塩の水溶液が中性になるのは強酸と強塩基の組合せだからです。
- 3 A:還元 B:弱塩基還元は電子を受け取る変化のことで、酸と塩基の反応の名前ではありません。
- 4 A:中和 B:弱塩基強酸と弱塩基からできた塩の水溶液は酸性になり、中性にはなりません。
- 5 A:酸化 B:弱塩基酸化という呼び方も弱塩基という判断も、どちらも当てはまりません。
解説
正解は2です。酸と塩基が互いの性質を打ち消し合う反応を中和といいます。酸化や還元は電子のやりとりを表す言葉なので、この反応の名前には当たりません。またできた塩化ナトリウム水溶液が中性になるのは、塩酸が強酸で、水酸化ナトリウム水溶液が強塩基だからです。強酸と弱塩基からできた塩の水溶液は酸性を示すので、Bには強塩基が入ります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00001.htm)を加工して作成