白い固体を水に溶かし、その水溶液に硝酸銀の水溶液を加えると白い沈殿ができました。…
白い固体を水に溶かし、その水溶液に硝酸銀の水溶液を加えると白い沈殿ができました。また、この固体を白金線の先につけて炎の中に入れると、炎に特有の色がつきました。これら2つの実験について述べたものとして最も適切なものはどれか。
- ⑴ どちらもこの固体を構成する元素を確かめる実験で、沈殿は塩化物イオンがあることを示している。硝酸銀による沈殿反応は塩化物イオンの検出に、炎色反応は主な成分元素の検出に使われる方法です。
- ⑵ どちらもこの固体が水に溶ける量を調べる実験で、炎の色の濃さから溶けた量がわかる。溶ける量を調べるには質量を量る必要があります。この2つの実験はどちらも元素を確認するための操作です。
- ⑶ どちらもこの固体の密度を求める実験で、沈殿の量と炎の色から1グラムあたりの体積がわかる。沈殿反応も炎色反応も成分元素を調べる方法で、密度のように質量と体積から決まる量は求められません。
- ⑷ どちらもこの固体の融点を調べる実験で、炎の色の違いからとける温度の高さがわかる。炎色反応の色は成分元素によって決まるもので、融点のような温度の目安を与えるものではありません。
- ⑸ どちらもこの固体を単体に分解する実験で、白い沈殿は分解でできた単体そのものである。白い沈殿は硝酸銀と反応してできた別の化合物です。元素の確認は、分解して単体を取り出すこととは違います。
解説
正解は⑴です。硝酸銀の水溶液を加えて白い沈殿ができたことは、この固体に塩化物イオンが含まれていることを示します。また、白金線につけて炎に入れると特有の色がつく炎色反応は、主な成分元素を調べる方法です。つまりどちらも、物質を構成している元素を確認するための実験です。密度や融点、溶けやすさを調べるための操作ではありません。元素の確認には、炎色反応と、水に溶けにくい塩ができる沈殿反応がよく使われます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。