問4 ビーカーAよりもビーカーBの方が,ビーカー中の川の水の透明度が増す結果にな…
(5 ・6 のどちらか1 題を選び解答する) 微生物のはたらきについて,問1 ~問5 に答えよ。
問4 ビーカーAよりもビーカーBの方が,ビーカー中の川の水の透明度が増す結果になった。 このような結果になった理由として最も適切なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 石に付着している生きている微生物が,はたらいた結果である。ビーカーBの石には生きた微生物が付着しており、そのはたらきによって水中の汚れが分解され、透明度が増したと考えられます。
- 2 石の余熱による効果である。石は室温と同じくらいまで冷やしてから実験に使われているため、余熱による効果は考えられません。
- 3 死んだ微生物の成分が水中に溶け出した結果である。死んだ微生物の成分が水に溶け出しても、水の汚れを分解するはたらきは期待できず、透明度が増す理由の説明にはなりません。
- 4 石を100 ℃で煮沸したことにより,新たに発生した微生物のはたらきの結果である。煮沸は微生物を死滅させる操作であり、新たな微生物が発生することはありません。この記述は実験の前提と矛盾します。
解説
正解は1です。ビーカーBの石は煮沸していないため、石に付着していた微生物が生きたまま残っており、そのはたらきによって川の水の中の汚れ(有機物など)が分解され、水の透明度が増したと考えられます。一方、ビーカーAの石は100度で煮沸され微生物が死滅しているため、このような分解がほとんど起こりません。石の余熱や、死んだ微生物の成分が溶け出す作用、煮沸による新たな微生物の発生は、この結果を説明するものではありません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成