問1 下線部アミノ酸に関する文として適切でないものを,次の1 ~4 のうちから一…
(3 ・4 のどちらか1 題を選び解答する) 食品について,問1 ~問5 に答えよ。 肉を焼く際に表面が茶色くなり,香ばしい風味が生まれるが,これは肉のアミノ酸と糖が反応 するためである。
問1 下線部アミノ酸に関する文として適切でないものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 アミノ酸は水に溶けるものが多く,ビウレット反応を示す。ビウレット反応はペプチド結合を検出する反応であり、ペプチド結合をもたないアミノ酸単体では起こりません。「アミノ酸はビウレット反応を示す」という記述は誤りです。
- 2 アミノ酸はアミノ基(-NH2)とカルボキシ基(-COOH)をもつ。アミノ酸がアミノ基(-NH2)とカルボキシ基(-COOH)をもつという記述は正しく、適切でないものを選ぶこの問題の正答には当たりません。
- 3 アミノ酸どうしの結合をペプチド結合といい,多数のアミノ酸がつながったものをタンパク質という。アミノ酸どうしの結合をペプチド結合といい、多数がつながったものをタンパク質と呼ぶという記述は正しく、適切でないものを選ぶこの問題の正答には当たりません。
- 4 体内で合成できなかったり,充分な量を合成できなかったりするために体外から取り入体内で十分に合成できず食事から摂取する必要のあるアミノ酸を必須アミノ酸と呼ぶという記述は正しく、適切でないものを選ぶこの問題の正答には当たりません。
解説
正解は1です。ビウレット反応は、タンパク質のように多数のアミノ酸がペプチド結合でつながった物質を検出する反応で、赤紫色を呈します。アミノ酸が1個だけの状態ではペプチド結合をもたないため、ビウレット反応は起こりません。したがって「アミノ酸はビウレット反応を示す」という記述は誤りであり、これが適切でないものとして正答になります。アミノ酸の構造や必須アミノ酸についての他の記述は正しい内容です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成