問5 下線部地球全体では日射量が多い地域から少ない地域へ,大気が循環することで,…
(7 ・8 のどちらか1 題を選び解答する) 太陽の活動と気象現象について,問1 ~問5 に答えよ。 太陽の活動は,現代のわたしたちの生活に影響をおよぼしている。地球では,太陽から出る莫 大なエネルギーの一部を受け取り,陸地や海があたためられ,気象現象が起きている。太陽放射 はたえず地球に降り注いでいるが,地球からもエネルギーを放出しているため,気温は一定に保 たれている。しかし,地域的にみると地表に達する日射量が異なるため,エネルギー収支はつり あわない。そのため,地球全体では日射量が多い地域から少ない地域へ,大気が循環すること で,エネルギーを運んでいる。
問5 下線部地球全体では日射量が多い地域から少ない地域へ,大気が循環することで,エネル ギーを運んでいるに関し,地球大気は図4 のように循環している。大気の循環による風に関 する説明として適切でないものを,下の1 ~4 のうちから一つ選べ。
N S 図4
- 1 偏西風は主に緯度30°~60°の中緯度地域で吹く西風であり,南北に蛇行している。偏西風は中緯度を西から東へ、蛇行しながら吹きます。
- 2 高緯度地域では極域で下降気流が発生し,緯度60°付近に向かって風が吹いている。極域で下降した空気が、緯度60度付近へ向かって吹きます。
- 3 偏西風の上空には風速の大きなジェット気流が存在している。偏西風の上空には、強いジェット気流があります。
- 4 貿易風は赤道から中緯度地域に向かって吹いている風である。貿易風は中緯度から赤道へ吹く風で、向きが逆です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。貿易風は、緯度30度付近の亜熱帯高圧帯から赤道に向かって吹く風で、向きが逆になっています。したがって4が適切ではありません。1の偏西風が中緯度を西から東へ蛇行しながら吹くこと、2の極域で下降気流が生じて緯度60度付近へ風が吹くこと、3の偏西風の上空にジェット気流があることは、いずれも正しい内容です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00017.htm)を加工して作成