問2 網膜の説明として適切なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
(5 ・6 のどちらか1 題を選び解答する) ヒトの生命現象について,問1 ~問5 に答えよ。 ヒトが光を受容する感覚器は眼である(図1 )。対象物からの光は角膜を通り,虹彩の間の瞳孔 を通過して ア に達する。 ア で屈折した光が網膜上に像をつくり,網膜上の視細胞で 受容した光刺激が情報となり視神経を通じて大脳に伝えられることで視覚が生じる。網膜の中心 部には視細胞である錐 体 細胞が集中して存在する部分があり,この部分を イ という。また, 網膜に分布する視神経の細胞が伸びて集合し,眼から出ていく部分があり,この部分を ウ という。この部分には視細胞が分布していないため,光刺激を受容することができない。 角膜 虹彩 毛様体 網膜 視神経 ア イ ウ 図1
問2 網膜の説明として適切なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 網膜は,眼に入る光の量を調節する。光の量を調節するのは、網膜ではなく虹彩です。
- 2 網膜は,水晶体の厚みを調節する。水晶体の厚みを調節するのは、毛様体です。
- 3 網膜には,視細胞が均等に分布している。視細胞の分布にはかたよりがあり、均等ではありません。
- 4 網膜には,光刺激を受容する2 種類の視細胞が存在する。明暗を感じる細胞と色を感じる細胞の2種類があります。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。網膜には、明暗を感じる桿体細胞と、色を感じる錐体細胞という2種類の視細胞があります。1の眼に入る光の量を調節するのは虹彩、2の水晶体の厚みを調節するのは毛様体のはたらきです。3については、錐体細胞は網膜の中心部に多く、桿体細胞は周辺部に多いというように、分布にかたよりがあります。2種類の視細胞のはたらきの違いも、あわせて覚えておきましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00013.htm)を加工して作成