問3 下線部太陽や月は,その運行の周期性を観察し,時や季節を知るために古くから利…
(7 ・8 のどちらか1 題を選び解答する) 地球や月,太陽などの天体について,問1 ~問5 に答えよ。 私たちは長い間,地上から天空を眺めてきた。中でも太陽や月は,その運行の周期性を観察 し,時や季節を知るために古くから利用されてきた。今日では望遠鏡によって太陽や月などを細 部まで,正確に観測することができるようになった。
問3 下線部太陽や月は,その運行の周期性を観察し,時や季節を知るために古くから利用され てきたに関し,太陽暦では地球が太陽を1 周する時間を1 年とし,太陰暦では新月が次の新 月になるまでをひと月とした。このひと月は平均すると29.5 日であり,次第に暦と季節の ずれが生じた。これを調節するために太陰太陽暦では閏月の考え方が用いられた。閏月の 用い方としてもっとも適切なものを,次の1 ~4 から一つ選べ。
- 1 6 年に1 度,1 年を11 か月とする。月を減らすとずれはさらに大きくなります。また6年に1度では、たまったずれを直しきれません。
- 2 3 年に1 度,1 年を11 か月とする。ずれは暦が季節より早く進むために起きるので、月を減らす向きでは直りません。
- 3 3 年に1 度,1 年を13 か月とする。3年で約1か月ぶんたまるずれを、13か月の年をつくって直します。
- 4 6 年に1 度,1 年を13 か月とする。13か月にするのは正しい向きですが、6年に1度では間があきすぎて、ずれが2か月分たまってしまいます。
解説
正解は3です。太陰暦のひと月は平均29.5日なので、12か月では354日にしかならず、太陽の動きによる1年の365日より11日ほど短くなります。このずれは3年で約33日、つまりおよそひと月分になります。そこで3年に1度、1年を13か月にして季節とのずれを直しました。これが閏月で、太陰暦に太陽の動きを取り入れたものを太陰太陽暦といいます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00011.htm)を加工して作成