問5 プラスチックの原料である石油は限りある資源である。そのため使用済みプラスチ…
(3 ・4 のどちらか1 題を選び解答する) プラスチックについて,問1 ~問5 に答えよ。 プラスチックア~エの薄い板を用いて以下の実験1 ~3 を行い,表の結果を得た。プラスチッ クア~エは,ポリエチレン(密度0.92 ~0.93 g/cm3),ポリスチレン(密度1.04 ~1.05 g/cm3), フェノール樹脂(密度1.24 ~1.32 g/cm3),ポリエチレンテレフタラート(密度1.29 ~1.40 g/cm3) である。 実験1 プラスチックの薄い板を熱湯の中に浸す。 実験2 プラスチックの薄い板をガスバーナーの炎の中に入れ加熱する。 実験3 プラスチックの薄い板を水(密度1.0 g/cm3)と飽和食塩水(密度1.2 g/cm3)に浮かべる。 表 プラスチック 実験1 実験2 実験3 水 飽和食塩水 ア やわらかくなった 燃えた 浮いた 浮いた イ やわらかくなった 燃えた 沈んだ 沈んだ ウ やわらかくなった 燃えた 沈んだ 浮いた エ 変化なし 燃えずに焦げた 沈んだ 沈んだ
問5 プラスチックの原料である石油は限りある資源である。そのため使用済みプラスチックの リサイクル推進も,私たちにとって重要な課題である。リサイクルの一つの方法である,マ テリアルリサイクルについて説明する文として適切なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選 べ。
- 1 使用済みのプラスチック容器を洗浄,消毒して再使用する。洗って使い直すのは、リサイクルではなく再使用です。
- 2 使用済みのプラスチックを燃焼させ,熱エネルギーを回収し利用する。燃やして熱を回収するのは、サーマルリサイクルです。
- 3 使用済みのプラスチックを化学反応により,元の成分物質やモノマーに戻して再生利用する。化学反応でもとの原料に戻すのは、ケミカルリサイクルです。
- 4 使用済みのプラスチックを熱や圧力を用いて化学反応させることなく,プラスチック製品や繊維製品に再生利用する。化学反応によらず、材料として使い直す方法です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。マテリアルリサイクルは、使用済みのプラスチックを溶かすなどして、化学反応によらずそのまま別の製品の材料として使う方法です。1は再使用(リユース)、2は熱を回収するサーマルリサイクル、3は化学反応でもとの原料に戻すケミカルリサイクルで、いずれも別の方法にあたります。3つの方法の違いを名前と結びつけて覚えましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00007.htm)を加工して作成