問4 ヒトの眼の遠近調節で,遠いところに焦点を合わせるときのしくみについて述べた…
(5 ・6 のどちらか1 題を選び解答する) ヒトの目の構造とはたらきについて,問1 ~問5 に答えよ。 図1 のア,イの瞳孔の状態 瞳孔の拡大と縮小 アは明るいとき,イは暗いときの状態である 角膜が行う アは暗いとき,イは明るいときの状態である 角膜が行う アは明るいとき,イは暗いときの状態である 虹彩が行う アは暗いとき,イは明るいときの状態である 虹彩が行う (株式会社第一学習社 「高等学校 改訂 科学と人間生活」(2017年)より)
問4 ヒトの眼の遠近調節で,遠いところに焦点を合わせるときのしくみについて述べた文とし て最も適切なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 毛様体の筋肉が収縮し,チン小帯がゆるんで,ガラス体が厚くなる。毛様体が縮んで水晶体が厚くなるのは、近くを見るときの動きです。またガラス体は厚みを変えません。
- 2 毛様体の筋肉がゆるんで,チン小帯が緊張し,ガラス体が薄くなる。毛様体とチン小帯の動きは正しいのですが、厚みを変えるのはガラス体ではなく水晶体です。
- 3 毛様体の筋肉が収縮し,チン小帯がゆるんで,水晶体が厚くなる。水晶体が厚くなるのは近くを見るときの動きです。
- 4 毛様体の筋肉がゆるんで,チン小帯が緊張し,水晶体が薄くなる。毛様体がゆるみ、チン小帯が緊張して水晶体が薄くなります。これが遠くを見るときの動きです。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。遠くを見るときは、毛様体の筋肉がゆるみ、そのぶんチン小帯が引っ張られて緊張し、水晶体が引き伸ばされて薄くなります。薄くなると光の曲がり方が小さくなり、遠くからの光が網膜上で焦点を結びます。近くを見るときはこの逆で、毛様体が縮み、チン小帯がゆるみ、水晶体が自身の弾力で厚くなります。ピント合わせをするのは水晶体で、ガラス体ではありません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00005.htm)を加工して作成