冬のよく乾いた日に、アクリルやポリエステルでできたセーターを脱ぐと、パチパチと音…
冬のよく乾いた日に、アクリルやポリエステルでできたセーターを脱ぐと、パチパチと音がして髪の毛が引きつけられることがあります。しかし、湿り気の多い日や、綿のシャツを脱ぐときには、これがほとんど起こりません。この違いの理由として、最も適切なものはどれか。
- ⑴ 合成繊維は水分をふくみにくいので、こすれて生じた電気が繊維にたまったままになる。綿は水分をふくみやすく、空気が湿っていれば電気が水分を伝わって逃げていく。静電気がたまるかどうかは繊維や空気の水分の量に左右され、水分が多いほど電気が逃げやすくなります。
- ⑵ 合成繊維は綿よりも電気をよく通す繊維なので、こすれて生じた電気が繊維の全体へ一気に広がって強い電気となり、セーターを脱ぐときにまとめて流れ出して大きな音になるから。電気をよく通すのであれば、たまらずに逃げていくはずです。合成繊維は電気を通しにくい繊維です。
- ⑶ 合成繊維は綿よりも重いので、脱ぐときにこすれる力が大きくなり、そのときの音が大きく聞こえているだけで、電気は生じていない。髪の毛が引きつけられることから、電気が生じていることが分かります。音だけの現象ではありません。
- ⑷ 合成繊維は熱に弱いので、こすれて生じた熱で繊維の表面がわずかにとけ、そのときに音と光が出ている。脱ぐときのこすれで繊維がとけるほどの熱は生じません。音や光の原因は静電気です。
解説
正解は⑴です。ちがう物どうしがこすれ合うと、片方から片方へ電気が移り、静電気がたまります。綿などの天然繊維は水分をふくみやすく、空気が湿っていれば水分を伝わって電気が少しずつ逃げていくため、たまりにくくなります。これに対しアクリルやポリエステルなどの合成繊維は水分をふくみにくいので、乾いた日には電気が逃げ場を失ってたまり、脱ぐときに一気に流れて音や火花となって現れます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。