ソクマル高卒認定(地理)

問3 コウキさんは,先進国の人口問題と食料供給に興味をもち,レポートを作成した。…

地球的課題と国際協力に関して,問1 ~問4 に答えよ。
問3 コウキさんは,先進国の人口問題と食料供給に興味をもち,レポートを作成した。レポー ト中の空欄 X にはアとイのいずれかの文が,空欄 Y には肉類,乳類と穀物,砂 糖・甘味料類のいずれかが当てはまる。レポート中の空欄 X , Y に当てはまる 記号と語句の組合せとして最も適切なものを,あとの1 ~4 のうちから一つ選べ。
レポート 食料品アクセス問題について 日本では,近年,食料品店の減少等に伴い,高齢者を中心に食料品の購入に不便や苦労を 感じる「食料品アクセス問題」が表面化している。そこで,私は店舗まで直線距離で500 m 以上,かつ,65 歳以上で自動車を利用できない人の数を指す,食料品アクセス困難人口に ついて調べた。次の資料5 と資料6 は,食料品アクセス困難人口をそれぞれ65 歳以上人 口,75 歳以上人口に占める割合で市町村別に階級区分して示した図である。 資料5 と資料6 から, X ことが分かる。また,都市と地方では食料品アクセスに格 差があると考えられる。 資料5 食料品アクセス困難人口割合 (65 歳以上) (2020 年) 資料6 食料品アクセス困難人口割合 (75 歳以上) (2020 年) 40km 奈良市 大阪市 0 %~20 %未満 20 %~40 %未満 40 %以上 40km 0 %~20 %未満 20 %~40 %未満 40 %以上 (「農林水産政策研究所食料品アクセスマップ」により作成) 次に食料品アクセス困難者の食品別の摂取量のバランスについて調べ,資料7 のアンケー ト調査の結果を手に入れた。調査結果をみると食料品アクセスに困難なしの者の摂取量を 100 %として比べたときの割合を表しており,食料品アクセス困難者は,食料品アクセスに 困難なしの者の回答と比べて, Y の割合が低いことが分かる。食料品アクセス困難者 が食品を適切に摂取することができるようにするために,移動販売車など買い物サービスの 対応が必要であると考える。 資料7 食料品アクセス困難者の食品別の摂取量のバランス 乳類 穀物 肉類 砂糖・甘味料類 (菊島良介・高橋克也「国民健康・栄養調査からみた食料品アクセスと栄養および食品摂取」により作成) X に当てはまる文 ア 大阪市の食料品アクセス困難人口割合は,65 歳以上と75 歳以上ともに20 %未満である イ 奈良市の食料品アクセス困難人口割合は,65 歳以上と比べて,75 歳以上の方が低い
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は1です。資料5と資料6を見ると、大阪市は65歳以上でも75歳以上でも食料品アクセス困難人口の割合が20%未満の階級に入っているので、Xにはアが当てはまります。奈良市は年齢が高いほど割合が高くなるため、イは誤りです。またYは、資料7で摂取量の割合が100%を下回っているのが肉類と乳類なので、この2つが当てはまります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成

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