問2 ヒロさんは,世界の自然環境と食文化のかかわりに興味をもち,資料4 ~資料6…
生活文化の多様性と国際理解に関して,問1 ~問4 に答えよ。
問2 ヒロさんは,世界の自然環境と食文化のかかわりに興味をもち,資料4 ~資料6 を得た。 資料6 中のA~Cはそれぞれ,資料4 中のX~Zの地域における伝統的な料理である。資料 5 を参考に,これらの料理と地域の組合せとして最も適切なものを,あとの1 ~6 のうちか ら一つ選べ。
資料4 X~Z地域を通る断面図 Y Z X (m) (「地理院地図」により作成) 資料5 中部アンデス地域における標高別にみた主な栽培作物の模式図 6,000 標高(m) 4,800 4,000 3,500 2,300 (『熱帯アンデスの環境と農業』などにより作成) 資料6 A 「タカチョ」 固くて甘味のないバナナを揚げてつぶし,調 味料を混ぜて練りこんでボール状にした伝統 的な料理。地元の野菜や,塩漬けにした干し 肉などと一緒に提供されることが多い。 B 「セビーチェ」 白身魚やタコ,エビ,貝などの魚介類と赤玉 ねぎにトウガラシやレモン果汁を加えて和え る伝統的な料理。2023 年にユネスコの無形 文化遺産にも登録された。 C 「カラプルクラ」 長期保存用に刻んで乾燥させたじゃがいもを 水で戻し,香辛料や肉,ピーナッツと煮込ん だ伝統的な料理。この地域では,乾燥した じゃがいもが主食とされている。 (https://www.eatperu.com/carapulcra-recipe/より)
- 1 X地域:A Y地域:B Z地域:Cバナナの料理は標高の高い地域のものではありません。
- 2 X地域:A Y地域:C Z地域:B3つとも、料理の材料と標高の対応が合っていません。
- 3 X地域:B Y地域:A Z地域:C魚介の料理は正しいものの、残る2つが入れ替わっています。
- 4 X地域:B Y地域:C Z地域:A海岸が魚介、高地がじゃがいも、熱帯の低地がバナナに対応します。
- 5 X地域:C Y地域:A Z地域:B乾燥じゃがいもの料理は、海岸の低地のものではありません。
- 6 X地域:C Y地域:B Z地域:A料理の材料と、断面図が示す標高が対応していません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。Bのセビーチェは魚介類を使うので、太平洋に面した海岸の低地にあたるX地域の料理です。Cのカラプルクラは乾燥させたじゃがいもが主食だと述べられており、資料5でじゃがいもが栽培される標高の高い地域、つまりY地域にあたります。Aのタカチョはバナナを使う料理なので、熱帯の低地であるZ地域にあたります。断面図の標高と作物を結び付けて考えましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00018.htm)を加工して作成