問1 ヒロさんは,世界の異なる地域で大きな布を用いた伝統的な衣服がみられることに…
生活文化の多様性と国際理解に関して,問1 ~問4 に答えよ。
問1 ヒロさんは,世界の異なる地域で大きな布を用いた伝統的な衣服がみられることに興味を もち,資料1 ~資料3 を得た。資料2 および資料3 のうち資料1 のAの衣服の説明と,その 衣服のみられる都市の湿度快適性レベルを示した図の組合せとして最も適切なものを,あと の1 ~4 のうちから一つ選べ。
資料1 AとBの衣服がみられる代表的な都市 B A (『世界の衣装』などにより作成) 資料2 AとBの伝統的な衣服についての説明 X Y 伝統的に綿や羊毛などの素材が使われ てきた。全身を覆い,日中の強い直射 日光を遮ることで,皮膚から多くの水 分が奪われることを防いでいる。日没 以降の急激な気温低下に対応する役割 も果たしている。 伝統的に綿や絹などの素材が使われて きた。服と肌の間に空間をつくること で,風通しを良くし,多くの汗が蒸発 するため体温が冷やされ,蒸し暑い環 境下においても快適に過ごすことがで きる。 資料3 各都市の湿度快適性レベル ア 乾燥 快適 高湿 蒸し (%) (月) イ (%) (月) 乾燥 快適 高湿 蒸し 乾燥 快適 高湿 蒸し 露点温度 13 ℃ 16 ℃ 18 ℃ 注)湿度快適性レベルは,気体を冷やしていったときに結露が始まる温度(=露点温度)に基づいており,人は13 ℃ 未満で乾燥を感じ,18 ℃以上で蒸しを感じる。 (「Weather Spark」により作成)
- 1 資料2:X 資料3:ア説明は正しいものの、蒸し暑さを示す図とは対応しません。
- 2 資料2:X 資料3:イ直射日光を遮る乾燥地の衣服で、湿度も乾燥の範囲にとどまります。
- 3 資料2:Y 資料3:ア風通しをよくする衣服は、蒸し暑い地域のものです。
- 4 資料2:Y 資料3:イ説明も湿度の図も、Aの衣服には当てはまりません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は2です。Aの衣服の説明としては、全身を覆って強い直射日光を遮り、皮膚から水分が奪われるのを防ぐというXが当てはまります。日没後に気温が急に下がることへの対応も述べられており、これは乾燥した地域の特徴です。したがって湿度快適性レベルも、1年を通して乾燥の範囲にとどまる図のイが対応します。もう一方の説明と図は、蒸し暑い地域のものになります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00018.htm)を加工して作成