問3 アキラさんたちは,同じ統計を用いてそれぞれ階級区分図を作成し,レポートにま…
地図や地理情報システムで捉える現代世界に関して,問1 ~問4 に答えよ。
問3 アキラさんたちは,同じ統計を用いてそれぞれ階級区分図を作成し,レポートにまとめ た。レポート中の空欄 X に当てはまる文と,空欄 Y に当てはまる記号の組合せ として最も適切なものを,あとの1 ~4 のうちから一つ選べ。
アキラさんがまとめたレポート 都道府県別一世帯当たり乗用車保有台数(2023 年) 1.43 1.33 1.23 1.13 1.03 0.93 0.83 0.73 0.63 (台/世帯) ◇作成意図 都道府県別一世帯当たり乗用車保有台数の全国平均が1.03 台のため,1.03 台を階級の 境界値の中央に設定し,細かく分析できるように0.1 台ごとの10 階級で作成しました。 〇この図の利点 一世帯当たり乗用車保有台数が同程度の都道府県を細かく把握しやすいです。 △今後の改善に向けて 一番上の階級に多くの県が集中してしまいました。また, X 設定したことによっ てどの凡例がどの値なのかが一目でわからず,各都道府県を比較しづらくなってしまいま した。階級の数や表現方法を見直したいと思います。 マイさんがまとめたレポート 都道府県別一世帯当たり乗用車保有台数(2023 年) Y ◇作成意図 都道府県別一世帯当たり乗用車保有台数の全国平均が1.03 台のため,都道府県別一世 帯当たり乗用車保有台数が全国平均以上の県を比較できるよう,1.03 台未満を一番下の 階級に設定し,作成しました。 〇この図の利点 一世帯当たり乗用車保有台数が多い県は,特定の地域に集中していることを把握しやす いです。 △今後の改善に向けて 一世帯当たり乗用車保有台数が特に多い地域の特徴を分析したかったですが,この境界 値の設定では一番上の階級に属する県がまだ多くなってしまいました。細かい特徴の分析 ができるように境界値の設定を見直したいと思います。 (一般社団法人 自動車検査登録情報協会 ウェブサイトなどにより作成) 空欄 Y に当てはまる階級区分図 ア イ (台/世帯) 400 km (台/世帯) 400 km
- 1 X:階級を多く Y:アXは正しいものの、マイさんの区分に当たる図はアではありません。
- 2 X:階級を多く Y:イ10階級という多さが見分けにくさの原因で、階級を減らした図がイになります。
- 3 X:色の濃淡やパターンを段階的に Y:ア色を段階的にすること自体は、比較しづらくなる原因ではありません。
- 4 X:色の濃淡やパターンを段階的に Y:イ図は正しいものの、Xに入る改善点の説明が当てはまりません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は2です。アキラさんの図は0.1台ごとの10階級に分けており、階級を多く設定したためにどの凡例がどの値なのか見分けにくくなっています。したがってXには「階級を多く」が当てはまります。またマイさんは全国平均の1.03台未満をひとまとめにして階級の数を減らしているので、Yにはその区分にあたるイの図が当てはまります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00018.htm)を加工して作成