問3 アカネさんたちは,世界では十分な食料を得られず,栄養不足に陥っている人々が…
地球的課題と国際協力に関して,問1 ~問4 に答えよ。
問3 アカネさんたちは,世界では十分な食料を得られず,栄養不足に陥っている人々がいるこ とを知り,どのような国や地域で栄養不足人口の割合が高いのかや,その割合が高くなる要 因についての仮説を立て,その仮説を検証するために資料7 と資料8 を得た。アカネさんた ちが立てた仮説A,Bの検証結果の正誤の組合せとして最も適切なものを,あとの1 ~4 の うちから一つ選べ。
仮説A 栄養不足人口の割合が高位となる国は,農業に適さない寒冷地が広い国に多いのでは ないか。 仮説B 栄養不足人口の割合が高位となる国では,農業従事者の割合が低位な国が多く,この ことが十分な食料を得られない状況を生んでいるのではないか。 資料7 世界の国別栄養不足人口の割合(2019~2021 年の平均) 低位 データなし (FAO hunger map により作成) 資料8 世界の国別農業従事者の割合(2019 年) 低位 データなし (https://ourworldindata.org/employment-in-agriculture により作成)
- 1 仮説A:正 仮説B:正栄養不足の割合が高いのは寒冷地の広い国ではありません。
- 2 仮説A:正 仮説B:誤仮説Aは地図の分布と合っておらず、正しいとはいえません。
- 3 仮説A:誤 仮説B:正農業従事者の割合はむしろ高い傾向にあり、仮説Bと逆です。
- 4 仮説A:誤 仮説B:誤分布を重ねると、どちらの仮説も裏づけられません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。資料7で栄養不足人口の割合が高い国はアフリカや南アジアに集まっており、寒冷地が広い国ではないので仮説Aは当てはまりません。また資料8を重ねると、栄養不足の割合が高い国は農業従事者の割合もむしろ高い傾向にあります。したがって従事者が少ないことが原因だとする仮説Bも当てはまりません。2枚の主題図を重ねて確かめましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00013.htm)を加工して作成