問1 アカネさんたちは,世界各地で生じている異常気象に関連して増加している森林火…
地球的課題と国際協力に関して,問1 ~問4 に答えよ。
問1 アカネさんたちは,世界各地で生じている異常気象に関連して増加している森林火災に着 目し,近年被害が大きかった資料1 中の国A,Bについて,それらの国の森林火災に関する 資料2 と資料3 を得た。資料2 中のア,イと資料3 中のⅠ,Ⅱはそれぞれ国A,Bのいずれ かを示している。国Bに当てはまる記号の組合せとして最も適切なものを,あとの1 ~4 の うちから一つ選べ。
資料1 森林火災の被害が大きかった国 資料2 森林火災の状況 ア この国では,気温が上がる夏に森林火災が集中する傾向にあるが,国土が広いた め,火元が広範囲に点在することが課題となっている。近年は雪解けの早まりが森 林の乾燥を進め,乾燥すると燃えやすいトウヒなどの針葉樹林での被害拡大が懸念 されている。 イ この国では,降水の少なさが要因となって,まばらに生える低木と草原からなる 地域だけでなく,近年は樹皮に油分を含むユーカリなどの常緑広葉樹の広がる地域 でも夏の森林火災が増加してきた。この国の森林は固有種の生息域にもなってお り,生態系への影響も懸念されている。 資料3 火災アラートの週別発令回数(2013~2022 年の平均) 火災アラートは,地表面から発される赤外線を観測する人工衛星が,異常な熱を感知 すると発令される。 第 週 月 第 週 第 週 第 週 第 週 第 週 最終週 月 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 (回) 注)2015 年,2016 年,2020 年,2021 年の最終週分は翌年の第1 週に含めている。 (https://www.globalforestwatch.org/dashboards/country/CAN/?map=eyJjYW5Cb3VuZCI6dHJ1ZX0%3D により作成)
- 1 資料2:ア 資料3:Ⅰ針葉樹林の説明アと、夏にあたる年央に山のあるⅠが対応します。
- 2 資料2:ア 資料3:Ⅱ説明は正しいものの、火災が集中する時期のグラフが合いません。
- 3 資料2:イ 資料3:Ⅰユーカリと草原の説明は、もう一方の国にあたります。
- 4 資料2:イ 資料3:Ⅱ説明もグラフも、国Bには当てはまりません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。資料2のイは、低木と草原が広がりユーカリの森林もあるという説明なのでオーストラリアにあたり、アは国土が広く雪解けやトウヒの針葉樹林が出てくるのでカナダにあたります。国Bはアにあたる国です。また森林火災は気温が上がる夏に集中するので、北半球のカナダでは7月から8月ごろに山ができます。その形を示すのがⅠです。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00013.htm)を加工して作成