問1 シュウタさんは,伝統的衣服と気候との関係に興味をもち,資料1 と資料2 を…
生活文化の多様性と国際理解に関して,問1 ~問4 に答えよ。
問1 シュウタさんは,伝統的衣服と気候との関係に興味をもち,資料1 と資料2 を得た。会話 文中の空欄 X , Y に当てはまる語句の組合せとして最も適切なものを,あとの 1 ~4 のうちから一つ選べ。
資料1 ある地域で見られる伝統的衣服(上着)についての説明 毛織物の中央の穴から頭を出して 着用する。防風用にも利用される。 男性用衣服 女性用衣服 (『世界の民族衣装図鑑』により作成) 資料2 資料1 の伝統的衣服が見られる地域の気温 12(月) (時) (時) 7 ℃ 13 ℃ 7 ℃ 7 ℃ 7 ℃ (「Weather Spark」の資料により作成) 会話文 シュウタ:資料1 は,ある地域で見られる伝統的衣服です。この衣服が見られる地域の 特徴について教えてください。 先 生:この地域は,標高が2,000 m を超えています。資料2 から,この地域の気温 の特徴を考えてみましょう。 シュウタ:資料2 は,縦軸が1 日の気温の変化を,横軸が1 年間の気温の変化を,それ ぞれ表していることが分かります。この地域では,7 月のある1 日の気温の 変化と,10 時の1 年間の気温の変化を比較すると, X の気温の変化 の方が大きいのですね。 先 生:そのとおりです。このような気候に対応した衣服の特徴はなんでしょうか。 シュウタ: Y ことではないでしょうか。 先 生:そのように考えられています。伝統的衣服には,その地域の気候に合わせた 特徴が表れやすいです。他の地域の伝統的衣服についても考えてみましょ う。
- 1 X:7 月のある1 日 Y:着脱がしやすく,体温調節がしやすい高地は1日の気温差が大きく、脱ぎ着しやすい衣服が向いています。
- 2 X:7 月のある1 日 Y:開口部が小さく,体温を逃がさない気温差の読み取りは正しいものの、衣服の特徴が合いません。
- 3 X:10 時の1 年間 Y:着脱がしやすく,体温調節がしやすい高地では1年の気温差より1日の気温差のほうが大きくなります。
- 4 X:10 時の1 年間 Y:開口部が小さく,体温を逃がさない気温差の読み取りも、衣服の特徴も当てはまりません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。標高2,000mを超える熱帯の高地では、1年を通して気温の差が小さく、そのかわり1日の中での気温の差が大きくなります。資料2でも7月のある1日の変化のほうが大きいので、Xにはそれが当てはまります。このような気候には、脱ぎ着して体温を調節しやすい衣服が向いています。頭からかぶるポンチョはその典型で、開口部を小さくする必要はありません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00013.htm)を加工して作成