同じ地域の古い地形図と新しい地形図を見比べると、かつて海であった場所が埋め立てら…
同じ地域の古い地形図と新しい地形図を見比べると、かつて海であった場所が埋め立てられ、工場と住宅が並ぶ土地になっていました。あわせて、この一帯の標高が、古くからの市街地よりも低いことも読み取れました。この土地について考えられることとして最も適切なものはどれか。
- ⑴ 埋め立てに用いた土は新しく積まれてよく締まっているため、古くからの市街地の地盤よりも固く、地震のときの揺れも、上に建つ建物の傾きも小さくなります。新しく積まれた土はやわらかく、揺れは大きくなりやすい側にあります。
- ⑵ 海に近く標高が低い土地では、入った水はすぐに海へ流れ出るため、水につかる時間は古くからの市街地よりも短くなります。海面より低い場所では水が自然には流れ出ず、つかる時間は長くなりがちです。
- ⑶ 高潮や津波のときに海の水が入りこみやすく、入った水は低い土地にたまって自然には流れ出にくいため、堤防や排水の設備に頼る度合いが大きくなります。海に近く標高が低い土地では、水の入りやすさと排水のしにくさが重なります。
- ⑷ 埋め立てられた土地は地中に海水を多く含んで重くなっているため、大雨のときも地面が水を吸い上げて、浸水が起こりにくくなります。水を含んだ地盤は雨水をしみこませにくく、浸水は起こりやすくなります。
解説
正解は⑶です。新旧の地形図を見比べると、土地がどのように造られてきたかが読み取れ、そこから災害の危険性を考えることができます。かつて海であった場所を埋めて造られ、周りより標高が低い土地は、高潮や津波のときに海の水が入りこみやすく、いったん入った水は自然には流れ出ません。そのため堤防や排水の設備に頼る度合いが大きく、その設備の限界も踏まえた備えが必要になります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。