ある国の大都市では、都心に近い古い住宅の地区から人々が郊外へ移り、残された地区で…
ある国の大都市では、都心に近い古い住宅の地区から人々が郊外へ移り、残された地区で建物の老朽化と住民の高齢化が進みました。その後、通勤の便を求める若い世代がこの地区へ移り住む動きが強まりました。このときに生じやすい問題として最も適切なものはどれか。
- ⑴ 古い建物の建て替えが進むにつれて住むことのできる住まいの数が減っていき、地区の人口が移り住む前より少なくなります。建て替えでは住戸が増えることが多く、人口も増える側にはたらきます。
- ⑵ 住まいの家賃や土地の値段が上がっていき、以前から住んでいた収入の少ない住民が、同じ地区に住み続けにくくなります。住み替えの需要が家賃と地価を押し上げ、もとの住民が押し出される形になります。
- ⑶ 都心に近い地区の人口が増えることで住まいと勤め先との距離が長くなり、朝夕の通勤の混雑がこれまでより激しくなります。都心に近い地区に住めば通勤の距離は短くなります。向きが逆の説明です。
- ⑷ 郊外の住宅地の値段が上がっていき、郊外に住み続ける人の負担が、都心に近い地区に住む人の負担より重くなります。人が都心へ移る局面では郊外の需要は弱まります。値段の動きが逆です。
解説
正解は⑵です。都市の中の人の動きは一方向ではなく、郊外へ広がる時期のあとに、都心に近い地区へ戻る動きが起こることがあります。若い世代が移り住み、古い建物の建て替えや店の入れ替わりが進むと、家賃や土地の値段が上がっていきます。その結果、以前から住んでいた収入の少ない住民が同じ地区に住み続けにくくなります。居住・都市問題は、地域によって現れ方が異なります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。