ある地方都市は、新しく開通した高速道路と高速バスによって、大都市圏とのあいだを二…
ある地方都市は、新しく開通した高速道路と高速バスによって、大都市圏とのあいだを二時間ほどで行き来できるようになりました。その後、この都市の中心部にあった大型の店の売り上げが減っていきました。この変化の理由として最も適切なものはどれか。
- ⑴ 買い物客が短い時間で大都市の大きな商業地へ出かけられるようになり、買い物の場が大都市の側へ移っていったためです。交通の結び付きが強まると、品ぞろえの多い大都市の側へ購買が吸い寄せられます。
- ⑵ 高速道路を通るための費用が家計の負担となり、この都市の住民が買い物にあてられる金額そのものが減っていったためです。通行の費用は家計のごく一部で、売り上げの減った理由を説明する中心にはなりません。
- ⑶ 高速バスの停留所が中心部に置かれ、乗り降りする人の流れが新しく生まれたことで、大型の店に立ち寄る客がそちらへ分散したためです。停留所ができれば中心部に立ち寄る人は増える側にはたらきます。向きが逆の説明です。
- ⑷ 大都市の側から訪れる人が増えて中心部の道路が混み合い、地元の住民が中心部へ出向くことを取りやめていったためです。訪れる人が増えれば店の客も増える側にはたらきます。結び付きの向きを取りちがえています。
解説
正解は⑴です。国内の地域の結び付きは、道路や鉄道の整備によって大きく変わります。大都市圏との行き来にかかる時間が短くなると、品ぞろえの多い大都市の商業地へ出かける人が増え、地方都市の中心部で買われていた分がそちらへ移っていきます。交通の便がよくなることは、地域にとって利点だけをもたらすのではなく、人や物の流れの向きを変えて地元の商いに影響を与えることがあります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。