平面の世界地図の上で東京とヨーロッパの都市を定規で結び、その直線が飛行機の飛ぶ道…
平面の世界地図の上で東京とヨーロッパの都市を定規で結び、その直線が飛行機の飛ぶ道すじだと考えた生徒がいます。しかし実際の航空路は、この直線とは違う道すじを通ることが多くあります。その理由として最も適切なものはどれか。
- ⑴ 平面の世界地図では緯線と経線が直角に交わっており、この地図の上に引いた直線は、つねに正しい方位と実際の距離を表すため。平面の地図は球面をひきのばして描くため、方位や距離の関係がゆがみます。前半から誤りです。
- ⑵ 世界地図の縮尺が小さいほど、地図に描かれた二地点の実際の距離も短くなるため、地図の直線より遠回りの道すじのほうが速く着くため。縮尺は縮め方の割合で、実際の距離を変えるものではありません。縮尺の意味の誤解です。
- ⑶ 飛行機は同じ緯度の地点を順に通る決まりになっており、東西に進むときは緯線に沿った道すじだけを選んで飛ぶことになるため。航空路は風や空域の事情で決まり、緯線に沿う決まりはありません。仕組みの取りちがえです。
- ⑷ 地球は球体であり、球面の上で二つの地点を最も短く結ぶ道すじは、平面の世界地図の上では曲がった線として表されるため。球面での最短の道すじは、平面の地図では曲線に見えます。地図上の直線が最短とは限りません。
解説
正解は⑷です。地球は球体であるため、球面の上で二地点を最も短く結ぶ道すじは、平面の世界地図の上では曲がった線として表されます。そのため、地図の上に引いた直線が最短の道すじだとは限りません。国家間の結び付きを考えるときは、地球儀を使って方位や距離を確かめると、平面の地図で受ける印象との違いがはっきりします。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。