問1 下線部ハザードマップについて,ハザードマップの説明として最も適当なものを,…
防災について科学的に探究した。問1 ~問4 に答えよ。 災害に対する意識について発表している場面 私たちの学校は低地に位置していて,災害の危険がある場所に立地しています。そこで私は, 研究テーマとしてハザードマップに関する意識調査を行いました。地学基礎を学んでいる高校 2 年生に質
問1 下線部ハザードマップについて,ハザードマップの説明として最も適当なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 ハザードマップは高度なシミュレーションによって作成されており,想定を超える被害は発生しない。ハザードマップはシミュレーションに基づいて作成されますが、想定を超える規模の災害が起こる可能性は常にあり、想定を超える被害が発生しないとは言い切れません。
- 2 ハザードマップの作成には現地での調査だけでなく,歴史資料も活用している。ハザードマップの作成には現地調査や被害想定に加えて、過去の災害記録などの歴史資料も活用されており、正しい説明です。
- 3 ハザードマップはその地域で最も起こりやすい災害のものを1 種類のみ作成している。多くの地域では洪水・土砂災害・地震・火山など、災害の種類ごとに複数のハザードマップが作成されており、1種類のみとは限りません。
- 4 ハザードマップの更新はどの地域も必ず20 年ごとに行われている。ハザードマップの更新頻度は地域や災害の種類、新しい知見の有無などによって異なり、どの地域も必ず20年ごとと決まっているわけではありません。
解説
正解は2です。ハザードマップは、地形図や被害想定シミュレーションだけでなく、過去に起きた洪水・土砂災害・津波などの記録という歴史資料も参考にして作成されています。想定を超える規模の災害が起こる可能性は否定できず、対象とする災害ごとに複数の種類のハザードマップ(洪水・地震・火山など)が作られ、更新の頻度も地域や災害の種類によって異なります。したがって、シミュレーションだけで想定外は起こらないとする1、種類を1つに限定する3、更新周期を一律20年とする4は、いずれも誤った説明です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成