問4 下線部地球の中心について述べた文として誤っているものを,次の1 ~4 のう…
プレートの運動と地球の内部構造について科学的に探究した。問1 ~問4 に答えよ。 プレートの運動とその原動力を考察する場面 ナ ギ:地球の表面は十数枚のプレートに覆われていることは学習したね。 ツムギ:私たちの立っている大地が本当に動いているなんて信じられない。 ナ ギ:信じられないかもしれないけれど,プレートが動いている様々な証拠があるよ。 ツムギ:ところでプレートを動かしている力って何だろう。 ナ ギ:それを説明するには地球の内部構造について考える必要があるよ。次の実験の観察から 探究してみよう。 [実験] 地球内部の対流を再現しよう [準備] 1000 mL ビーカー,洗濯のり,スチロール板,ホットプレート [方法] ビーカーに洗濯のりを入れ,その上にスチロール板を載せ,ビーカーをホットプレート の上で加熱する。 横から見た様子 上から見た様子 図1 地球内部の対流を再現する実験の様子 ⒜ ツムギ:ホットプレートで熱せられた洗濯のりが対流している様子が分かるね。洗濯のりの上に 載っているスチロール板もそれによって動いているよ。 ナ ギ:地球の内部構造と比べてみると,洗濯のりが ア で,ホットプレートの熱はその下 の イ から伝わっているものと考えられるね。 ツムギ:洗濯のりの上に載っているスチロール板はプレートということになるね。 ナ ギ:地球の内部構造は構成する物質の違いから地殻,マントル,核に分けられるね。また, 地球表層0 ~200 km くらいの範囲は,流動しやすさの違いでリソスフェアとアセノス フェアに分けられるよ。この二つの観点から見た区分の仕方でプレートに当たる部分は どこかな。 ツムギ:物質の違いによる区分だと ウ で,流動しやすさの違いによる区分だと エ だ よ。ところで,地球の中心はどのようになっているんだろう。
問4 下線部地球の中心について述べた文として誤っているものを,次の1 ~4 のうちから一つ 選べ。
- 1 地球の中心までの深さはおよそ6400 km である。地球の半径はおよそ6400 kmで、正しい内容です。
- 2 地球の中心部は内核と呼ばれている。中心部は内核と呼ばれており、正しい内容です。
- 3 地球の中心部の物質の状態は液体である。内核は固体です。液体なのは、その外側の外核です。
- 4 地球の中心部を構成する主な物質は鉄やニッケルである。内核も外核も鉄とニッケルが主な成分で、正しい内容です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は3です。地球の中心部は内核と呼ばれ、非常に高い圧力がかかっているため、温度が高くても固体の状態にあります。液体なのはその外側の外核で、そこで生じる流れが地球の磁場をつくっていると考えられています。1の中心までの深さがおよそ6400 kmであること、2の内核という呼び方、4の鉄やニッケルが主な成分であることは、いずれも正しい内容です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成