問4 下線部貫入したマグマに接した砂岩や泥岩が変成し形成された岩石は,黒色でかた…
岩石に関する問1 ~問4 に答えよ。 岩石には,火成岩,堆積岩,変成岩がある。人類が岩石を加工して利用を始めたのは石器時代 からである。石器から利用範囲を広げて,建築物にも利用されるようになり,城の石垣や建物の 建築資材などの石材として用いられるようになった。石材には,産地や特徴などからいろいろな 名称がつけられている。 火成岩は,マグマが冷却して固結し,形成された岩石である。このうち,深成岩である図1 の 御 影石と呼ばれている火成岩は建築物などの外装に多く用いられている。 堆積岩は,堆積物が固結して形成された岩石である。このうち,図2 の大谷石と呼ばれている 堆積岩は凝灰岩で,比較的火に強くて加工しやすいことから門柱や壁,塀 などによく用いられて いる。 変成岩は,もともとの岩石が高い熱や圧力の影響を受けて形成された岩石である。たとえば, 貫入したマグマに接した砂岩や泥岩が変成し形成された岩石は,黒色でかたく緻密 な変成岩(図3 ) となる。この変成岩は強度が大きく風化されにくいため,細かく砕かれたものがコンクリートに 混ぜる骨材として用いられている。 このように,岩石はそれぞれの特徴を生かして,様々な用途で利用されている。 1 cm 3 cm 図1 御影石の台座 図2 大谷石の塀 図3 貫入したマグマに接した砂岩 や泥岩が変成し形成された岩石
問4 下線部貫入したマグマに接した砂岩や泥岩が変成し形成された岩石は,黒色でかたく緻密 な変成岩について,この岩石名として最も適当なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 結晶片岩(片岩)結晶片岩は、広い範囲で圧力を受けてできる変成岩です。
- 2 玄武岩玄武岩は変成岩ではなく、マグマが固まってできた火成岩です。
- 3 ホルンフェルスマグマの熱で泥岩や砂岩が変化してできる、接触変成岩です。
- 4 片麻岩片麻岩も、広い範囲での変成作用でできる岩石です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は3のホルンフェルスです。マグマが貫入したときの熱によって、まわりの砂岩や泥岩が変化してできる変成岩を接触変成岩といい、その代表がホルンフェルスです。黒っぽく、かたくて緻密なのが特徴になります。1の結晶片岩は広い範囲で圧力を受けてできる変成岩、2の玄武岩は火成岩、4の片麻岩も広い範囲での変成作用でできる岩石です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00010.htm)を加工して作成