問1 下線部マグマが特定の場所の地下で生成について,図1 を参考にして,日本で見…
火山に関する問1 ~問4 に答えよ。 日本各地,様々な場所で火山を見ることができるが,火山は世界中どこにでもあるわけではな い。これはマグマが特定の場所の地下で生成されるためである。図1 では日本列島の代表的な活 火山の分布,海洋プレートと他のプレートとのプレート境界,太平洋プレートの等深線(沈み込 んでいる太平洋プレートの上面の同じ深さの部分を結んだ線)を模式的に示した。 火山の噴火によって地表に放出された物質を火山噴出物といい,図2 と図3 は溶岩の写真であ る。このような火山噴出物の様子はマグマの性質によって大きく左右される。 等深線 プレート 境界 活火山 600 km 500 km 400 km 300 km 200 km 100 km 太平洋プレート フィリピン海 プレート 500 km 図1 日本列島の活火山の分布と太平洋プレートの上面の等深線 図2 縄状に固まった溶岩 図3 塊状に固まった溶岩 (©国立研究開発法人産業技術総合研究所) ⒜
問1 下線部マグマが特定の場所の地下で生成について,図1 を参考にして,日本で見られる活 火山の分布について述べた文として最も適当なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 日本列島では全ての海溝の両側に活火山が分布している。活火山は海溝の内陸側だけに並び、両側にはありません。
- 2 東北日本の多くの活火山は太平洋プレートの等深線の100 ~200 km の間に分布している。沈み込んだプレートが100〜200 kmの深さになる位置でマグマができます。
- 3 火山前線は海溝から1000 km 離れた位置に分布している。火山前線と海溝の距離は、1000 kmもありません。
- 4 フィリピン海プレートの沈み込みによる活火山は存在しない。フィリピン海プレートの沈み込みによってできた活火山もあります。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は2です。日本の活火山は、海溝から一定の距離をおいた火山前線より内陸側に並びます。これは、沈み込んだ海洋プレートの深さが100〜200 kmになったあたりでマグマができるためです。図1の等深線と活火山の分布を見ると、東北日本の活火山が太平洋プレートの100〜200 kmの等深線の間に並んでいることが読み取れます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00010.htm)を加工して作成