問1 下線部1 等星に関連して,天体の明るさについて説明した文として最も適当なも…
次の文は太陽や恒星の特徴についての先生と生徒の会話である。問1 ~問4 に答えよ。 先 生:これから恒星について学びます。恒星とは星座を作っている天体ということができます が,今までの学習でどんな星座の名前を知っていますか。 生徒P:オリオン座,こと座,はくちょう座,さそり座などを学びました。 先 生:これらの星座には明るく輝く1 等星があるという共通の特徴がありますね。日本から見 えない南半球の空も含めて,1 等星は21 個しかありません。 生徒Q:そう考えるとオリオン座(図1 )には二つの1 等星があり,とても豪勢な星座ですね。恒 星アとイがそれに当たります。また,オリオン座には恒星を生み出すもととなる X も,肉眼で見える立派なものがあります。 生徒P:どれがそれに当たりますか。 先 生:三つ星といわれる恒星たちの下にある天体Aです。 生徒Q:太陽は,恒星の一生の中では,どのような段階ですか。赤ちゃん,それとも先生のよう な働きざかり,あるいは老人でしょうか。 先 生:働きざかりですね。これからもしばらくの間,太陽は安定して輝き,地球に恵みを与え てくれますよ。この時期を終えるとほぼ太陽の寿命が尽きたと言えるのです。 図1 オリオン座を構成する天体(NASA のWeb サイトにより作成) ⒜ ⒝ ⒞
問1 下線部1 等星に関連して,天体の明るさについて説明した文として最も適当なものを,次 の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 6 等星の明るさを1 とすると,1 等星の明るさは100 となる。5等級の差は、ちょうど100倍の明るさの差にあたります。
- 2 0 等星より5 等級暗い星は-5 等星になる。0等星より5等級暗い星は、5等星になります。
- 3 8 等星より100 倍明るい星は2 等星になる。8等星より100倍明るい星は、5等級小さい3等星です。
- 4 1 等級あたりの明るさの差は20 倍となる。1等級あたりの明るさの差は、約2.5倍です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。等級が1つ小さくなるごとに明るさは約2.5倍になり、5等級の差でちょうど100倍になります。6等星と1等星の差は5等級なので、6等星の明るさを1とすると1等星は100になります。2は0等星より5等級暗ければ5等星、3は8等星より100倍明るければ3等星、4は1等級あたりの差が約2.5倍なので、いずれも誤りです。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00010.htm)を加工して作成