問4 図1 の地質断面図について,層群Aが堆積した後の出来事を古い順に並べたもの…
地層の観察に関する問1 ~問4 に答えよ。 次の図1 は,M高校地学部が調査したある地域の地質断面図である。図中の層群Aを構成する 地層アとイは砕屑岩からなり,地層ウを観察すると,主にサンゴやその破片から構成されてい た。層群A(地層ア,イ,ウ)の花こう岩と接する部分は変成作用を受けており,地層ウは結晶の 粒の粗い岩石に変化していることが分かった。なお,複数の地層のまとまりを層群とする。 X’ 変成作用を受けた部分 X 図1 ある地域の地質断面図
問4 図1 の地質断面図について,層群Aが堆積した後の出来事を古い順に並べたものとして最 も適当なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 マグマが層群Aに貫入した。 → 境界面X-X’ ができた。 → 層群Bが堆積した。貫入・侵食・堆積の順で、断面図の重なり方と合います。
- 2 層群Bが堆積した。 → マグマが層群Aに貫入した。 → 境界面X-X’ ができた。層群Bが先に堆積したのでは、断面図の重なり方と合いません。
- 3 層群Bが堆積した。 → 境界面X-X’ ができた。→ マグマが層群Aに貫入した。層群Bが先に堆積したのでは、断面図の重なり方と合いません。
- 4 境界面X-X’ ができた。 → 層群Bが堆積した。 → マグマが層群Aに貫入した。貫入が最後では、層群Aだけが変成を受けたことを説明できません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。層群Aが堆積したあと、まずマグマが貫入して接触変成作用が起こりました。次に地表が削られて境界面X-X'(不整合面)ができ、その上に層群Bが堆積しました。貫入したマグマが層群Bには影響していないこと、境界面が層群Aと層群Bの間にあることから、この順序が決まります。断面図では、切っている方が新しいと考えます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00007.htm)を加工して作成