問3 図1 の境界面ウは一度隆起した地層が侵食作用を受け,沈降した後,上部に地層…
地層に関する問1 ~問4 に答えよ。 図1 はG君が地学の野外実習で観察した露頭のスケッチと堆積構造の写真である。露頭全体は 柔らかい地層で,主に砂でできていた。ここでは,泥やれきを含んだ堆積構造アやイが見られ た。特に堆積構造アは下層の縞模様が上層によって切断されていた。堆積構造イが見られる地層 は,下部から上部に向かって粒径が小さくなっている砂層であり,泥層との互層になっていた。 この地層は上の地層と違い大きく傾斜しており固かった。この砂層と泥層の互層の上には礫 れき を含 む水平な地層が見られ,ここを境界面ウとした。 堆積構造ア 堆積構造イ 50 cm 境界面ウ 砂層と泥層 の互層 図1 野外実習で観察した露頭のスケッチと堆積構造の写真
問3 図1 の境界面ウは一度隆起した地層が侵食作用を受け,沈降した後,上部に地層が堆積し た面である。そのため,下の地層と上の地層は堆積した時代に大きな隔たりがある。このよ うな関係を何というか。最も適当なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 整合整合は、切れ目なく続けて堆積した関係です。
- 2 不整合隆起と侵食をはさんでできた、時間の隔たりのある関係です。
- 3 断層断層は、地層が割れてずれた構造です。
- 4 貫入貫入は、マグマがもとからある岩石に入りこむことです。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は2の不整合です。地層が堆積したあとに隆起して侵食を受け、ふたたび沈降してその上に地層が積もったとき、上下の地層の間には大きな時間の隔たりができます。この関係を不整合といい、その境界面を不整合面といいます。1の整合は切れ目なく続けて堆積した関係、3の断層はずれた構造、4の貫入はマグマが入りこむことです。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00005.htm)を加工して作成