問1 図1 のア~ウは,酸素,窒素,アルゴンのいずれかを表している。ア,ウの気体…
地球の歴史に関する問1 ~問4 に答えよ。 地球の大気組成は,地球誕生から現在まで変化し続けている。図1 は地球の大気組成の変遷を 示しており,過去の大気は現在のものとは大きく異なっていることが分かる。大気組成の変化 は,地球環境の変化や生物の活動など,様々な原因によるものと考えられている。 0.1 0.01 0.001 0.0001 冥王代 40 億年前 30 億年前 20 億年前 現在からの時間 各気体成分の圧力 気 圧 10 億年前 現在 始生代(太古代) ア イ ウ 二酸化炭素 原生代 顕生代 図1 地球の大気組成の変遷 (岩波講座 地球惑星科学13「地球進化論」により作成)
問1 図1 のア~ウは,酸素,窒素,アルゴンのいずれかを表している。ア,ウの気体の組合せ として最も適当なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 ア:アルゴン ウ:窒素アルゴンは大気の約1%しかなく、最も多いアには当てはまりません。ウも窒素ではありません。
- 2 ア:酸素 ウ:窒素酸素は途中から増えた気体なので、初めから多いアには当てはまりません。
- 3 ア:窒素 ウ:アルゴンアは正しいのですが、途中から大きく増えているウは光合成で生じた酸素です。
- 4 ア:窒素 ウ:酸素ずっと量の変わらないアが窒素、20億年前ごろから増えるウが光合成で生じた酸素です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。アは最も古い時代から現在まで高い圧力を保ち続けており、現在の大気の約8割を占める窒素にあたります。窒素は化学的に安定で、他の物質と結びつきにくいため、量がほとんど変わりません。ウは20億年前ごろから大きく増えていますので、シアノバクテリアなどの光合成によってつくられた酸素です。残るイがアルゴンです。アルゴンは現在の大気の約1%を占めるにすぎず、グラフでも量の少ない位置にあります。大気の変化は生物の活動と深く結びついています。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00003.htm)を加工して作成