問1 下線部大陸地殻の下部には海洋地殻と同様な組成の岩石が分布しているについて,…
地球の内部構造に関する問1 ~問4 に答えよ。 地球の内部は大きく分けて,地殻,マントル,核に分かれている。地殻には大陸地殻と海洋地 殻がある。大陸地殻の上部には花こう岩に近い組成の岩石が存在しているが,大陸地殻の下部に は海洋地殻と同様な組成の岩石が分布している。 図1 のように地殻の下にはマントルがあり,大部分が A の状態になっている。また,地 殻よりもマントルの方が密度は B 。 核は液体の外核と固体の内核に分けられ,液体の外核は磁場の発生に関わっていると考えられ ている。 海洋地殻 6 ~8 km 海洋 マントル 大陸 上部地殻 (花こう岩質の岩石) 大陸地殻 30 ~50 km マントル 海洋 下部 地殻 図1 地殻とマントル
問1 下線部大陸地殻の下部には海洋地殻と同様な組成の岩石が分布しているについて,大陸地 殻の下部を構成する岩石は,どのような岩石と組成が似ているか。最も適当なものを,次の 1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 玄武岩海洋地殻をつくる岩石で、大陸地殻の下部と組成が似ています。
- 2 流紋岩流紋岩は、花こう岩に近いSiO2の多い組成です。
- 3 安山岩安山岩は、中間的な組成をもつ火山岩です。
- 4 石灰岩石灰岩は、生物の殻などが積もってできた堆積岩です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1の玄武岩です。海洋地殻は玄武岩質の岩石でできています。大陸地殻の下部は、この海洋地殻と似た組成の岩石でできているので、玄武岩に近い組成になります。大陸地殻の上部は花こう岩に近い組成で、下部より白っぽく密度が小さいのが特徴です。2の流紋岩と3の安山岩は火山岩ですが組成が合わず、4の石灰岩は堆積岩です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00003.htm)を加工して作成