問1 地殻変動を起こす地震のエネルギーについて述べた文として最も適当なものを,次…
地震に関する問1 ~問4 に答えよ。 関東地方から四国地方の太平洋沿岸では,マグニチュード7 から8 クラスの地震が周期的に発 生している。地震発生により海岸付近で隆起が起こり,海岸線の位置が変化して,階段状の地形 が形成されることがある。 図1 は太平洋沿岸の海岸で見られた階段状の地形である。この地形は波の侵食によってできた 平坦面が地震によって隆起してできたものである。平坦面は当時の海水面とほぼ一致し,A面が 関東地震(1923 年)以前の海水面で,B面が元禄地震(1703 年)以前の海水面であると推定できた。 A面 B面 図1 階段状の地形
問1 地殻変動を起こす地震のエネルギーについて述べた文として最も適当なものを,次の1 ~ 4 のうちから一つ選べ。
- 1 マグニチュードが1 大きくなると約10 倍,2 大きくなると約20 倍,エネルギーは大きくなる。1大きくなるときも2大きくなるときも、倍率が合いません。
- 2 マグニチュードが1 大きくなると約10 倍,2 大きくなると約100 倍,エネルギーは大きくなる。1大きくなるときの倍率が違います。正しくは約32倍です。
- 3 マグニチュードが1 大きくなると約32 倍,2 大きくなると約64 倍,エネルギーは大きくなる。2大きくなると32×32で、約1000倍になります。
- 4 マグニチュードが1 大きくなると約32 倍,2 大きくなると約1000 倍,エネルギーは大きくなる。1大きくなると約32倍、2大きくなると約1000倍になります。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。マグニチュードが1大きくなると、地震のエネルギーは約32倍になります。2大きくなると32×32で、およそ1000倍です。マグニチュードは地震そのものの規模を表す尺度で、数字が1つ違うだけでエネルギーが大きく変わります。場所ごとの揺れの強さを表す震度とは別のものなので、混同しないようにしましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00002.htm)を加工して作成