問4 下線部様々な現象の一つにデリンジャー現象がある。デリンジャー現象の説明とし…
太陽の表面現象に関する問1 ~問4 に答えよ。 太陽はX線・紫外線・可視光線・赤外線など様々な波長の電磁波を放射している。図1 は ア という爆発現象(矢印)が発生したときの太陽を紫外線でとらえたものである。この爆発 が発生すると,太陽から放射されている電磁波や太陽風が強まり,地球の大気圏が影響を受けて 様々な現象が引き起こされる。 図1 紫外線で撮影した太陽表面の爆発現象 (https://scienceportal.jst.go.jp/ により作成)
問4 下線部様々な現象の一つにデリンジャー現象がある。デリンジャー現象の説明として最も 適当なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 地球に到達するX線や紫外線が強まることで,通信障害が発生する。X線や紫外線が電離層を乱し、短波の通信が妨げられます。
- 2 地球に到達するX線や紫外線が強まることで,オーロラの活動が活発になる。オーロラは、荷電粒子が大気とぶつかって起こる現象です。
- 3 地球に到達する可視光線や赤外線が強まることで,通信障害が発生する。可視光線や赤外線では、電離層は大きく乱れません。
- 4 地球に到達する可視光線や赤外線が強まることで,オーロラの活動が活発になる。オーロラの原因も、可視光線や赤外線ではありません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。デリンジャー現象は、フレアによって強まったX線や紫外線が地球の電離層を乱し、短波の電波が使えなくなる通信障害のことです。オーロラは荷電粒子が極地方の大気とぶつかって光る現象で、これとは別のものになります。可視光線や赤外線が強まっても、電離層には大きな影響を与えません。太陽の活動が、地上の通信にまで届くことをおさえておきましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00001.htm)を加工して作成