原始の地球の大気には二酸化炭素が大量にふくまれていましたが、海ができたあと、大気…
原始の地球の大気には二酸化炭素が大量にふくまれていましたが、海ができたあと、大気中の二酸化炭素は大きく減りました。この減り方の仕組みと、そのことが地表の温度にもたらした結果とを合わせて説明したものとして、最も適切なものはどれか。
- ⑴ 二酸化炭素が海水にとけこんで減ったかわりに水蒸気が大量にふえたため、温室効果はかえって強まり地表の温度は上がっていった。水蒸気は地表が冷えるにつれて雨となって海に移りました。温室効果は強まらず弱まっています。
- ⑵ 二酸化炭素が水蒸気とともに宇宙へ逃げ出して大気中の量が減り、大気そのものがうすくなって地表の温度は下がっていった。二酸化炭素は重い気体で、地球の重力から逃げ出すことはほとんどありません。行き先は海と岩石です。
- ⑶ 二酸化炭素が上空で紫外線によって酸素に変えられて大気中の量が減り、その酸素がオゾン層をつくって地表の温度は下がっていった。大気中の酸素は光合成をする生物によってふえたもので、二酸化炭素が紫外線で酸素に変わるわけではありません。
- ⑷ 二酸化炭素が海水にとけこみ、石灰質の岩石として固定されて大気中の量が減り、温室効果が弱まって地表の温度は下がっていった。海へのとけこみと岩石への固定で量が減り、温室効果が弱まった結果、地表は冷えていきました。
解説
正解は⑷です。二酸化炭素は水にとけやすい気体なので、海ができるとまず海水にとけこみました。とけた二酸化炭素はカルシウムと結びついて石灰質の岩石となり、海底に固定されます。こうして大気中の二酸化炭素は大きく減りました。二酸化炭素は熱を地表付近に閉じこめる温室効果をもつ気体ですから、その量が減ると温室効果は弱まり、地表の温度は下がっていきました。海の誕生が地球の気候を大きく変えたのです。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。