古代の人々は、身のまわりの観察から地球が丸いと考えるようになりました。地球が球で…
古代の人々は、身のまわりの観察から地球が丸いと考えるようになりました。地球が球であることの根拠になる観察として、最も適切なものはどれか。
- ⑴ 高い山にのぼっても、見わたせる地平線までの距離は平地とほとんど変わらない。実際には高いところほど遠くまで見わたせます。これも地表が丸いことを示す観察になります。
- ⑵ 遠くから港に近づいてくる船は、マストの先の方から順に見えはじめる。船体が先に水平線にかくれ、マストが最後まで見えるのは、海面が丸くふくらんでいるからです。
- ⑶ 月食のときに月に映る地球の影は、いつも四角い形をしている。月に映る地球の影はいつも丸い形をしています。丸い影は球の影と考えると説明できます。
- ⑷ 北へ旅をしていくと、北極星の見える高さがしだいに低くなっていく。実際には北へ行くほど北極星は高く見えます。この高さの変化も地球が丸い証拠になります。
解説
正解は⑵です。港に近づいてくる船を見ていると、まずマストの先が見え、船体はあとから現れます。海面が平らであれば船全体が同時に小さく見えはじめるはずですから、この見え方は海面が丸くふくらんでいることを示しています。同じように、月食のときに月に映る地球の影がいつも丸いことや、南北に移動すると北極星の高さが変わることも、地球が球であることの根拠として古くから知られていました。
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