地球の内部を伝わる地震波を調べると、S波と呼ばれる横波は、マントルのさらに下にあ…
地球の内部を伝わる地震波を調べると、S波と呼ばれる横波は、マントルのさらに下にある外核を通り抜けることができないことが分かっています。このことから外核についていえることとして、最も適切なものはどれか。
- ⑴ 外核は液体の状態にあり、主に鉄やニッケルからできている。横波は液体を伝わらないため、外核が液体であるとわかります。金属が主成分であることも合わせて説明できます。
- ⑵ 外核は非常に高い圧力のために固体になっていて、その密度は内核よりも小さい。固体であれば横波が伝わるはずです。横波が通らないという観測と食い違います。
- ⑶ 外核は地殻と同じ花こう岩質の物質からなり、温度が低いために横波の速度が小さい。速度が小さいだけなら横波は届きます。まったく通らないという観測は説明できません。
- ⑷ 外核は岩石が高温でとけたマグマの層で、その組成はマントルと同じかんらん岩である。外核はけい酸塩の岩石ではなく金属が主成分です。マントルと同じ組成とみるのは誤りです。
解説
正解は⑴です。横波は、物体の形がずれる力に対してもとに戻ろうとする性質がなければ伝わらないため、液体の中を進むことができません。S波が外核を通り抜けないという観測は、外核が液体の状態にあることを示しています。外核の主な成分は鉄やニッケルなどの金属で、その内側にある内核は同じ成分ながら固体になっていると考えられています。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。