森林の土を2つに分け、一方はよく加熱してから冷まし、もう一方はそのままにしました…
森林の土を2つに分け、一方はよく加熱してから冷まし、もう一方はそのままにしました。それぞれをデンプンをふくむ液に加えて数日置いたあと、上ずみの液をとってヨウ素液を加えました。このときの結果と、その理由の組合せとして正しいものはどれか。
- ⑴ 加熱した土を加えた液だけが青紫色になる。加熱によって土の中の微生物が死に、デンプンが分解されずに残ったからです。デンプンを分解する微生物が加熱で失われるため、デンプンがそのまま残り、ヨウ素液が青紫色に変化します。
- ⑵ 加熱した土を加えた液だけが青紫色になる。加熱で生じた炭がヨウ素液と反応して色を変えたからです。結果は正しいものの理由が誤りです。色の変化はデンプンが残っていることを示しています。
- ⑶ どちらの液も青紫色にならない。土の中の微生物は加熱しても生き残り、どちらでもはたらくからです。微生物は加熱によって死んでしまうため、加熱した土ではデンプンが分解されずに残ります。
- ⑷ どちらの液も青紫色になる。土の中の微生物は、デンプンのような養分を分解して利用することができないからです。土の中の菌類や細菌類は分解者として有機物を分解します。加熱しない土ではデンプンが減ります。
- ⑸ 加熱しない土を加えた液だけが青紫色になる。土の粒がデンプンを吸いつけて、液の中に集めるからです。土の粒がデンプンを集めるわけではありません。加熱しない土ではデンプンは分解されて減ります。
- ⑹ どちらの液も青紫色になる。ヨウ素液は、水にとけている物質であれば種類に関わりなく反応するからです。ヨウ素液が青紫色を示すのはデンプンに対してです。他の物質すべてと反応するわけではありません。
- ⑺ 加熱した土を加えた液だけが青紫色になる。加熱によってデンプンが糖に変化し、糖が色を示したからです。結果は正しいものの理由が誤りです。ヨウ素液が青紫色になるのはデンプンが残っているためです。
- ⑻ 加熱しない土を加えた液だけが青紫色になる。加熱によって土の中の微生物が増え、デンプンを分解したからです。加熱すると微生物は増えるのではなく死んでしまいます。分解が進むのは加熱しない土の方です。
- ⑼ どちらの液も青紫色にならない。デンプンは水にとかしておくと、微生物がいなくても自然に分解されるからです。デンプンは水にとかしただけでは分解されません。加熱した土の液では青紫色に変化します。
解説
正しいのは、加熱した土を加えた液だけが青紫色になるという結果と理由の組合せです。土の中には菌類や細菌類などの微生物がいて、分解者として有機物を無機物に分解しています。土を加熱するとこれらの微生物は死んでしまうため、加えたデンプンは分解されずに残り、ヨウ素液を加えると青紫色に変化します。一方、加熱しない土ではデンプンが微生物によって分解されるため、ヨウ素液を加えても青紫色にはなりません。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。