次の表は、ある年における学習費調査の結果の一部であり、経費は各区分ごとに保護者が…
次の表は、ある年における学習費調査の結果の一部であり、経費は各区分ごとに保護者が1年間に支出した子供一人当たりの経費を、伸び率は前回の調査結果に対する増加率を表している。これから確実にいえることとして、最も妥当なのはどれか。
【表】単位:経費は円、伸び率は%。▲はマイナスを表す。高等学校は全日制の高等学校に限る。
区分/中学校 公立(経費・伸び率)/中学校 私立/高等学校 公立/高等学校 私立
修学旅行費:18,199・53.5/31,978・149.1/29,680・89.7/48,433・191.5
PTA会費:3,159・▲8.8/9,248・7.6/6,581・11.0/7,995・▲14.3
教科外活動費:27,315・13.0/65,131・75.2/49,371・25.3/56,800・20.8
通学費:8,687・19.9/85,095・1.0/55,020・5.2/86,646・6.8
通学用品費:12,205・10.8/18,461・5.1/14,390・12.6/13,527・13.0
学習塾費:230,343・▲7.9/168,058・4.2/147,746・22.7/112,639・▲34.2
- ⑴ 私立の高等学校についてみると、教科外活動費と学習塾費の合計額は、前回の調査よりも今回の調査の方が高くなっている。学習塾費は▲34.2%で、前回の方が高かったことになります。
- ⑵ 高等学校についてみると、前回と今回の調査において、公立学校の方が私立学校よりも経費が高い区分は同じである。公立の方が高い区分は、前回と今回で同じにはなりません。
- ⑶ 修学旅行費についてみると、前回の調査では公立、私立とも高等学校より中学校の方が高かった。修学旅行費の前回の値を戻すと、高等学校の方が高くなります。
- ⑷ 私立学校のPTA会費についてみると、今回の調査では中学校の方が高いが、前回の調査では高等学校の方が高かった。前回の値に戻すと、中学校と高等学校の高低が入れ替わります。
- ⑸ 今回の調査において、通学費と通学用品費の合計額が最も高いのは、私立の高等学校である。通学費と通学用品費の合計は、私立の中学校の方が高くなります。
解説
正解は⑷です。伸び率は前回に対する増加率なので、前回の値は今回の値を(1+伸び率)で割って求めます。私立のPTA会費は、中学校が9,248円で伸び率7.6%なので前回は約8,600円、高等学校が7,995円で伸び率が▲14.3%なので前回は約9,300円です。つまり今回は中学校の方が高く、前回は高等学校の方が高かったことになります。伸び率がマイナスのときは前回の方が高い、と押さえておきましょう。
出典:人事院ホームページ(https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/mondairei/mondairei_15.html)を加工して作成