表は、事業所特定給食施設から提出を受けた栄養管理報告書の集計結果である。目標達成…
中核市であるK 市保健所健康推進課に勤務する管理栄養士である。K 市では、男性壮年期の肥満者の割合が高い。このため、K 市健康増進計画では、食環境整備の一環として、食事の提供を通じて身体状況の改善を図る事業所特定給食施設の割合の増加を目標としている。そこで、管内の事業所特定給食施設(25 施設)を対象に、目標達成に向けた支援を行うことになった。
表は、事業所特定給食施設から提出を受けた栄養管理報告書の集計結果である。目標達成のために優先的に実施を促す内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ やせ・肥満者の割合の把握身体状況の改善を確かめるための出発点となり、目標に直結します。
- ⑵ 生活習慣病の有病率の把握有病率は健康管理部門の情報で、給食の効果を測る指標にはなりません。
- ⑶ 嗜好の把握嗜好の把握は運営に有用ですが、身体状況の改善とは直接結びつきません。
- ⑷ 摂取量の把握摂取量の把握も有用ですが、手間が大きく最初に促す内容ではありません。
解説
正解は⑴です。K市の目標は、食事の提供を通じて利用者の身体状況の改善を図る施設を増やすことです。そのためには、まず利用者のやせや肥満の状況を各施設が把握していなければ、提供した食事によって改善したかどうかを確かめられません。目標に直結する情報の把握から着手するという考え方が、優先順位を判断するときの基準になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17056.html)を加工して作成