質問紙調査の結果を踏まえ、全学生を対象に「K 女子大学ヘルス&ビューティプログラ…
K 女子大学に勤務する、管理栄養士の資格を持つ教員A である。学生の健康診断結果から、学生の30%がやせ(低体重)または肥満に該当することが分かった。そこで、プレコンセプションケアの一環として、学生が自身の適正体重を知り、適切な食生活を実践するための支援を、大学の健康管理センターが実施することになり、教員A に協力依頼があった。
質問紙調査の結果を踏まえ、全学生を対象に「K 女子大学ヘルス&ビューティプログラム」を行うこととした。プログラムの実施に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 適正体重と女性の生涯の健康をテーマとしたワークショップを、学年別に行う。参加者が自ら考え話し合う形式で、行動の変化につながりやすい方法です。
- ⑵ 不適切なダイエットと骨折の関連をテーマとしたアニメーション動画を、学内のデジタルサイネージで流す。一方的な情報提供にとどまり、自ら考える機会にはなりません。
- ⑶ 産婦人科医による、やせ・肥満と月経周期異常の関連をテーマとした講演動画のリンクを、大学のウェブサイト上に掲載する。リンクの掲載は、関心のある学生しか見ないおそれがあります。
- ⑷ 貧血を予防・改善する食事をテーマとしたe ラーニング教材を作成し、自己学習を推奨する。自己学習の推奨では、取り組む学生が限られてしまいます。
解説
正解は⑴です。プレコンセプションケアの目的は、学生が自分の体と将来の健康を結びつけて考えられるようになることです。ワークショップは参加者が話し合いながら考えを深められる形式で、動画の配信や教材の提供より行動につながりやすくなります。伝えるだけの方法と、自ら考える機会を作る方法の違いを意識して選びましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17056.html)を加工して作成