全学生を対象に、学生の体型への意識や健康状態に関する質問紙調査を実施した。表は、…
K 女子大学に勤務する、管理栄養士の資格を持つ教員A である。学生の健康診断結果から、学生の30%がやせ(低体重)または肥満に該当することが分かった。そこで、プレコンセプションケアの一環として、学生が自身の適正体重を知り、適切な食生活を実践するための支援を、大学の健康管理センターが実施することになり、教員A に協力依頼があった。
全学生を対象に、学生の体型への意識や健康状態に関する質問紙調査を実施した。表は、体格区分別に集計した結果である。この結果から読み取れる課題に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ やせの学生のうち、現在の体重を減らしたいと考えている者は50%である。表の割合は50%とは一致せず、読み取りが正確ではありません。
- ⑵ 自分の適正体重を知らない者の割合は、いずれの体格区分の学生においても50%以上である。50%を下回る区分があり、すべての区分にはあてはまりません。
- ⑶ 現在ダイエットをしている者の割合は、普通体重の学生で最も高い。普通体重の学生でダイエット実施の割合が最も高くなっています。
- ⑷ 月経周期異常が現在ある者の割合は、普通体重の学生の方が、やせの学生よりも高い。月経周期異常の割合は、やせの学生のほうが高くなっています。
- ⑸ やせの学生では、骨折経験がある者の割合の方が、貧血が現在ある者の割合よりも高い。やせの学生では、貧血がある者の割合のほうが高くなっています。
解説
正解は⑶です。集計結果を見ると、現在ダイエットをしている者の割合は普通体重の学生で最も高くなっています。やせや肥満だけでなく、標準的な体格の学生も減量に取り組んでいるという点が、この調査から見えた課題です。集計表を読む問題では、どの区分どうしを比べるのかを明確にしてから数値を確認することが要点になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17056.html)を加工して作成