設問190 の帳簿等の確認の結果、調理方法に問題はないと判断した。肉料理の摂食率…
K 有料老人ホームに勤務する管理栄養士である。K 有料老人ホームでは、毎食100食をクックサーブ方式で提供している。食事は8週間のサイクルメニューである。この1年間は調理従事者の入れ替えはなかった。最近、主菜の肉料理の摂食率が低下してきた。表は、主菜の肉料理の3~4月と5~6月の摂食率(%)と提供回数の実績である。また、今年6月の嗜好調査では、主菜について、「肉が硬い」、「肉の味が落ちた」、「鶏肉の料理の回数が多い」という回答が多かった。そこで、主菜の肉料理について改善に取り組むことにした。なお、3~4月と5~6月で肉類の契約単価は同じであった。表 主菜の肉料理の1サイクルの提供回数と摂食率主材料提供回数(回)摂食率(%)3~4月5~6月肉類牛肉豚肉鶏肉
設問190 の帳簿等の確認の結果、調理方法に問題はないと判断した。肉料理の摂食率を改善するために、次に行うべき対応である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 肉料理の提供回数を減らす。回数を減らすのは原因を確かめないまま結果に対処する対応です。
- ⑵ 肉料理の提供重量を見直す。量の見直しは、原因が量にあると分かってから行う対応です。
- ⑶ 納品された牛肉の品質を確認する。調理に問題がない以上、次に確かめるべきは食材そのものの品質です。
- ⑷ 鶏肉料理の提供回数を増やす。別の料理を増やす対応で、肉料理の摂食率の改善にはなりません。
解説
正解は⑶です。調理方法に問題がないと判断できたのであれば、次に疑うのは材料そのものです。納品された牛肉の品質が変わっていれば、同じ調理をしても仕上がりが変わり、摂食率の低下につながります。原因を探るときは、調理、食材、献立という順に一つずつ確かめ、確認できていない要因を次に調べるという進め方が有効です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17056.html)を加工して作成