肉料理の摂食率を改善するために確認すべき帳簿等である。誤っているのはどれか。1つ…
K 有料老人ホームに勤務する管理栄養士である。K 有料老人ホームでは、毎食100食をクックサーブ方式で提供している。食事は8週間のサイクルメニューである。この1年間は調理従事者の入れ替えはなかった。最近、主菜の肉料理の摂食率が低下してきた。表は、主菜の肉料理の3~4月と5~6月の摂食率(%)と提供回数の実績である。また、今年6月の嗜好調査では、主菜について、「肉が硬い」、「肉の味が落ちた」、「鶏肉の料理の回数が多い」という回答が多かった。そこで、主菜の肉料理について改善に取り組むことにした。なお、3~4月と5~6月で肉類の契約単価は同じであった。表 主菜の肉料理の1サイクルの提供回数と摂食率主材料提供回数(回)摂食率(%)3~4月5~6月肉類牛肉豚肉鶏肉
肉料理の摂食率を改善するために確認すべき帳簿等である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 検収記録簿納品された食材の品質を確認でき、摂食率の検討に役立ちます。
- ⑵ 作業工程表調理の手順や時間を確認でき、仕上がりへの影響を検討できます。
- ⑶ 加熱温度記録表加熱の状態は肉の硬さに影響するため、確認する意味があります。
- ⑷ 作業動線図衛生管理のための資料であり、料理の品質や摂食率とは結びつきません。
- ⑸ 検食簿検食簿には味や外観の評価が記録され、直接の手がかりになります。
解説
正解は⑷で、これが誤りの記述です。作業動線図は人や食品の移動経路を示すもので、衛生管理には役立ちますが、料理のおいしさや摂食率とは結びつきません。摂食率の低下を調べる際は、食材の品質、調理の方法や仕上がり、味付けといった料理そのものに関わる記録を確認します。何を知りたいのかと資料の対応を確かめましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17056.html)を加工して作成