表は、個別相談時に、児童の普段の生活習慣と、塾がある日の食事内容を聞き取った記録…
K 小学校に勤務する栄養教諭である。K 小学校では、毎年4月と10 月に児童の身体測定を行い成長曲線を作成している。10 月の身体測定後に、肥満度が高かった児童の保護者に、測定結果と一緒に個別相談の案内を出した。ある児童(小学5年生男子、10 月測定時11 歳0か月)の保護者から相談の希望があり、11 月に個別相談を行うことになった。相談時に、児童の生活習慣と1日の食事内容を聞き取った。
表は、個別相談時に、児童の普段の生活習慣と、塾がある日の食事内容を聞き取った記録である。この内容をもとに児童と保護者に提案する生活習慣改善の目標である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 給食のおかわりをやめる。給食は栄養的に管理されており、おかわりだけを制限する必要はありません。
- ⑵ 塾前の間食を、エネルギーが低いものに替える。間食のエネルギーを減らす具体的な提案で、実行しやすく効果も見込めます。
- ⑶ 夕食のおかずを、最初から各自の皿に盛り付ける。盛り付け方の工夫は有効ですが、この事例の主な要因ではありません。
- ⑷ 塾に行かない平日は、スイミングに通う。以前やめた習い事を再開する提案で、本人の負担が大きくなります。
解説
正解は⑵です。塾に通う日に間食のエネルギーが大きくなっていることが、体重増加の主な要因と考えられます。すでに行っている行動を無理なくやめずに、内容を置き換える提案は実行しやすく、継続にもつながります。目標を立てる際は、生活の実態から改善の余地が大きい点を選び、本人が実行できる形にすることが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17056.html)を加工して作成