図は、児童の小学校入学以降の身長、体重、肥満度の記録である。この児童の身体状況に…
K 小学校に勤務する栄養教諭である。K 小学校では、毎年4月と10 月に児童の身体測定を行い成長曲線を作成している。10 月の身体測定後に、肥満度が高かった児童の保護者に、測定結果と一緒に個別相談の案内を出した。ある児童(小学5年生男子、10 月測定時11 歳0か月)の保護者から相談の希望があり、11 月に個別相談を行うことになった。相談時に、児童の生活習慣と1日の食事内容を聞き取った。
図は、児童の小学校入学以降の身長、体重、肥満度の記録である。この児童の身体状況に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 身長は、11 歳0か月にしては高い方である。図では標準的な範囲で推移しており、高い方とはいえません。
- ⑵ 身長の伸びに対して、体重の増え方が大きくなってきている。身長の伸びに比べ体重の増加が大きく、肥満度の上昇として現れています。
- ⑶ 入学時は、軽度の肥満であった。入学時の肥満度は肥満と判定される水準には達していません。
- ⑷ 現在は、高度の肥満である。現在の肥満度は高度肥満とされる50%以上には達していません。
- ⑸ 肥満度は、8歳から急に上がり始めた。図では8歳より前から緩やかな上昇が始まっています。
解説
正解は⑵です。成長曲線と肥満度の記録を見ると、身長は標準的な範囲で推移している一方、肥満度は年齢とともに上昇しています。これは身長の伸びに対して体重の増え方が大きいことを意味します。成長の評価では、身長と体重をそれぞれ単独で見るのではなく、両者の関係がどう変化しているかを読み取ることが要点になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17056.html)を加工して作成