70 歳、男性。食後に胸やけ、悪心、食物のつかえ感を訴え、胃食道逆流症(GERD…
70 歳、男性。食後に胸やけ、悪心、食物のつかえ感を訴え、胃食道逆流症(GERD)と診断された。この患者の症状を増悪させないために、摂取を避けるように指導する食品および料理として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ グレープフルーツ酸味の刺激に加え、下部食道括約筋をゆるめて逆流を起こしやすくします。
- ⑵ 麦茶麦茶は刺激が少なく、カフェインも含まないため問題ありません。
- ⑶ 白粥白粥は消化がよく、胃への負担も少ない食品です。
- ⑷ 卵豆腐卵豆腐は脂質が少なくやわらかく、症状を悪化させにくい料理です。
- ⑸ 里芋の煮物里芋の煮物は低脂肪で刺激も少なく、適した料理です。
解説
正解は⑴です。グレープフルーツなどの柑橘類は酸味が強く、食道の粘膜を刺激するうえ、下部食道括約筋をゆるめて逆流を起こしやすくします。胃食道逆流症では、脂肪の多い食品、チョコレート、コーヒー、炭酸飲料、香辛料なども同様に控えます。食後すぐ横にならない、就寝前の食事を避けるといった生活面の指導もあわせて行いましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17056.html)を加工して作成