経腸栄養法の適応となる疾患および病態として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
経腸栄養法の適応となる疾患および病態として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ ショック循環が不安定な状態では腸管の血流が保てず、経腸栄養は禁忌となります。
- ⑵ 嚥下障害消化管は機能しているため、経管による経腸栄養のよい適応となります。
- ⑶ 消化管穿孔消化管に穴が開いた状態であり、経腸栄養は行えません。
- ⑷ 腸閉塞内容物が通過できないため、経腸栄養は禁忌です。
- ⑸ 汎発性腹膜炎腹膜の広範な炎症があり、腸管を使うことはできません。
解説
正解は⑵です。経腸栄養法は、消化管が使える状態であることが適応の前提になります。嚥下障害は口から食べられないだけで消化管そのものは機能しているため、経管栄養のよい適応です。逆に、消化管が使えない状態や循環が不安定な状態では静脈栄養を選びます。腸が使えるなら腸を使うという原則から考えると、適応を判断しやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17056.html)を加工して作成