K 小学校に勤務する栄養教諭である。1年生の担任から、「子どもたちには給食のおか…
K 小学校に勤務する栄養教諭である。1年生の担任から、「子どもたちには給食のおかずの盛付け量の調整が難しいようで、おかずの当番を嫌がっています。」と相談され、児童への言葉かけについて助言を行った。児童の自己効力感を高めることにつながる言葉かけとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ これまでに、上手に盛り付けできたことはありませんか。過去の経験を思い出してもらう働きかけで、その場での成功体験には及びません。
- ⑵ 盛り付けが上手な、上級生のクラスを見学しに行きましょうか。他者の様子を見る代理的経験にあたり、成功体験ほどの効果はありません。
- ⑶ 先生がコツを教えますから、一緒にやってみましょう。一緒に取り組んでできたという成功体験が得られ、最も効果的な働きかけです。
- ⑷ みんななら大丈夫。きっとできますよ。励ましは言語的説得にあたり、四つの中では効果が弱い働きかけです。
解説
正解は⑶です。自己効力感を高める方法のうち、最も効果が高いとされるのが実際にやってできたという成功体験です。教員が手本を示しながら一緒に取り組めば、その場で成功体験を得られます。自己効力感を高める働きかけには、ほかに代理的経験、言語的説得、生理的・情動的状態の四つがあり、効果の強さに違いがあることを覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17056.html)を加工して作成