血液・リンパ液の循環に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
血液・リンパ液の循環に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 静脈の容量は、動脈の容量より小さい。静脈は容量血管と呼ばれ、全血液量の6割以上を保持します。動脈より容量は大きくなります。
- ⑵ 肺静脈を流れる血液は、下大静脈より二酸化炭素を多く含む。肺静脈にはガス交換を終えた動脈血が流れるため、二酸化炭素は少なくなります。
- ⑶ リンパ液は、毛細血管から毛細リンパ管に直接流入する。リンパ液の元は毛細血管から組織へしみ出た間質液で、直接流入するのではありません。
- ⑷ リンパ液は、リンパ節で濾過される。リンパ節で濾過され、異物や細菌が除かれてから静脈へ戻ります。
- ⑸ 胸管は、右静脈角の部分で静脈に流入する。胸管が合流するのは左静脈角です。右静脈角に入るのは右リンパ本幹です。
解説
正解は⑷です。リンパ液はリンパ管を流れる途中でリンパ節を通過し、そこで異物や細菌、がん細胞などが取り除かれます。リンパ節はリンパ球が集まる免疫の要所でもあり、感染時に腫れるのはこのためです。循環系では、動脈・静脈・リンパの流れる向きと、それぞれがどこで合流するかを図で整理して覚えると、この分野の問題に対応しやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17056.html)を加工して作成